2020.02.26 07:41<春の調べ>第10回東日本大震災復興支援コンサート in Essen(ドイツ)2020年3月8日(日)17:00Gustav-Adolf-Haus / MargarethenhoeheSteile Strasse 60a 45149 Essen今年も<春の調べ>東日本大震災復興支援コンサートに参加させて頂きます。普段なかなか聴くことのできないマリンバ、トロンボーンのソロ演奏を始め、穏やかな深いフルートの音色、日本人の奏でる日本歌曲の数々を、教会の響きでお楽しみ頂けます。みなさま、お誘い合わせの上お越しください。大震災から9年、毎年継続されてきました<春の調べ>東日本大震災復興支援コンサートは、エッセン在住のチェンバロ/ピアニストの渡辺志乃さん(主催者)によって、このたび第10回目を迎えます。海外で生活する私達にとって、日本という...
2020.02.19 14:13クララ・シューマン① 昨年の話になりますが、2019年9月、10月、日本シューマン協会札幌支部では定期演奏会<クララ・シューマン生誕200年記念>をテーマに、クララへ焦点をあてて2夜に分けて演奏会を行いました。 たくさんの文献、ドイツ語の文献も読み(ドイツで暮らしているからと言ってなかなか向上しない語学能力💦 いつになってもドイツ語の文献を読むのは至難な作業です)、自身の演奏に加えて、クララの人生を追いながらプログラムノート 、演奏会解説作成のお手伝いをしました。 演奏会ではせっかく様々な情報をお届けしても、その時一度で終わってしまいます。『すでに多くの文献を読み時代や作曲家、作品を立体的に語ることのできる知識豊富な大学の先生の講義聴く』ような高度なレポート‼︎からは...
2020.02.13 19:58シューマン記念館(デュッセルドルフ)を訪れて⑤ 日本式3階建の1階部分の一室のみの公開であるこのシューマン記念館の最後の南側の壁部分を、続けてご紹介していきます。 写真左側に写り込んでいる胸像、見えますか? これはロベルトがまだ生きていた1852年に製作されたロベルトの胸像になります。 この作品は、当時デュッセルドルフ美術大学で働いていたヨハン・ペーター・フォン・ゲッティング(当時58歳) がすべて形取り作製しました。この作品が作製されている最中、ロベルトはちょうどミサ 曲ハ短調“ミサ・サクラ”の作曲中だったそうです。 この胸像はロベルトが生存中に作製された唯一の作品ですが、この時にクララの胸像も一緒に作製されたそうです。現在に至るまで残念ながらまだ発見されていませんが、いつかこのシューマン記念館...
2020.02.05 13:55シューマン記念館(デュッセルドルフ)を訪れて②ターフェルクラヴィーアの先の北側の壁には、3 枚の絵が飾られています。 これらはフランスの画家ジャン・ジョゼフ・ボナヴェントゥ ラ ・ローレンス の描いた作品だそうです。ロベルト ・シューマン
2020.02.05 12:47シューマン記念館(デュッセルドルフ)を訪れて① デュッセルドルフ市の旧市街地の中で文化的な通りである<ビルカーシュトラーセ(ビルカー通り)>には、ロベルトとクララ が最期を過ごした住まいが遺されています。